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サーチエンジンとは いろいろな検索エンジンを見てみた 2017/2023


photo by Suzy Hazelwood

サーチエンジン(検索エンジン)とは、インターネット上のリンクによってつながる多くのwebページから情報を検索し結果を表示する機能を有するサービスです。

資料:検索エンジンとは

検索システムを提供する代わりに様々なサービスを盛り込みポータル化(入口の意味)している物が多いです。

現在ではヤフーもグーグルの検索エンジンシステムを利用しているので実質95パーセント以上がグーグルが提供するシステムにてサイトを閲覧していると言われています。

残りの数パーセントはマイクロソフトの提供する検索サービスbing、中国のバイドゥ、変わり種ではDuckDuckGo、ロシアのヤンデックスなどなど・・・
グーグル以外にも検索エンジンはあるのですがシェアが少ないのが現状です。

グーグルの検索結果とは違う情報が欲しい場合はグーグル・ヤフー以外の検索エンジンを使って見てもおもしろいかもしれません。(特にbing。ダックダックゴーはbingと近い結果)

2023年補足

検索エンジンにもライバルが現れ、マイクロソフトも出資するOpenAI社が発表したChatGPTが話題を集めています。
Aiがちゃんとした文章で質問に答えてくれるサービスですが、質問によってまだまだ精度が悪い物もあり今後の進化が期待されています。
対するGoogleでもBardが発表され未来の検索エンジンが変わっていく可能性があります。

脱線しましたが様々な検索エンジンを見てみましょう

(2017年/2023年)グーグルをはじめとした検索エンジンで「SEO」というキーワードで検索し結果を見てみました。
以下、検索エンジンの説明と検索結果になります。

Google

現在、検索エンジンを始めネット広告、Android、YOUTUBE、Gメール、そして人工知能などなど・・・先進的な技術開発をリードするIT界の巨人グーグル。
検索ポータルはフォームのみのシンプルなものです。しかしイベントごとにロゴが変わったり、右上にグーグルアカウントへのリンクができたり少しづつ変遷を経ています。

GoogleでSEOを検索

検索フォームはシンプルでしたが、ナレッジボックス(ナレッジグラフ)と呼ばれる上部の位置に検索結果をクリックしなくても情報が表示されます。
検索ワードにより、スポーツの結果なども表示されたりグーグルマップが出てきたリちょっとおせっかいな時もあります。

他にもリスティング広告が0~4つほど表示され、その下に検索結果が表れます。
広告も多く、検索先をクリックしなくても情報を提供するというコンセプトからQ&A(よくあり質問)が表示されたりするようになりますますごちゃごちゃしてきました。

その質問の答えも信ぴょう性は担保していないため、上記のAIと同じく、結局複数回別のワードで検索する必要があります。

SEOという検索ワードではwikipediaは検索順位は低いですが、あまり情報がまとまっていない場合、下記の検索エンジンでも上位が多いのはwikipediaです。SEOを知るにはwikipedia風なコンテンツが有用でしょう。

検索上位を調べて、Googleサジェストにどんなキーワードが表示されるか一度把握し、足りない部分を補うという、SEOトレース(造語)も有用です。

グーグルは画像検索が有用

Googleで上位表示するための手法(SEO)ばかりが追及され、検索上位が、構造化され文章が長い物の内容が薄い「いかがでしたか?」ブログなどが増え「検索エンジン離れ」なども一部では言われています。
検索よりも先にTwitterやインスタグラムで一次情報仕入れるというユーザーもいるそうです。(足りない部分は検索やレビュー・口コミで補う)

そんな検索エンジンですが、グーグルで優れていると思われる機能が画像検索です。検索フォームの下の画像を押すと関連する画像が表示されます。
納得いかなくても、さらに関連する画像が出てくるので「情報を掘る」ことができます。
結局画像がない物はいくら掘っても袋小路にあたることになるのですが、関連画像がでてくるので使いやすいです。

Yahoo

日本で一番シェアを獲得しているのはヤフーだそうです。孫正義氏率いるソフトバンクグループの一員です。
日本のネットユーザーでヤフーにアクセスしたことがない人はいないであろう程、有名な大手検索ポータルサイトです。
1日のアクセスは2億以上とのことでとんでもないトラフィックを誇っています。

その莫大なアクセスを自社サービスへつなげたり、広告の表示・クリックなどにつなげて商売をしています。
配信されるニュースにはコメントをつけることができ、5chやtwitterとはまた違う独特の雰囲気を作っています。
それもまたヤフーのビジネスを支えるファンクション(機能)の一つだと思われます。

日本人はごちゃごちゃ感が好き?とも思わせられる日本を代表する検索エンジンポータルサイトの一つです。

YahooでSEOを検索

グーグルと検索結果は同じですが、上部にヤフー独自の広告が表示されます。
Yahoo!広告というサービスから設定するのですが、グーグル広告と一緒に運用しているユーザーが多いからか似たような表示が多いです。

Bing

windowsのマイクロソフトが運営する検索エンジンがBingです。旧名称はMSNサーチであり、インターネット初心者の時IEを開くとMSNポータルが表示され、特に関心もなく利用していたのを思い出します。
大手らしく、IT界で影響力のあるグーグルとは一線を画す独自の検索アルゴリズムを使用しておりグーグル・ヤフーとは検索結果が違います。

Googleよりも上記で触れたAIを使用した検索を導入し始めており今後の展開が楽しみです。
まだまだ完全ではなく、足りない場合はやはり補足として検索する必要はありそうです。

BingでSEOを検索

なんとbingではwikipediaよりSEO診断ツールSEOチェキが1位に。
SEOチェキを使うと入力したキーワードの順位やインデックス登録数、ページランクなどを調べることができます。

検索からの流入はほとんどがグーグル・ヤフーですが、寡占化が進む検索業界ではBingもがんばってほしいところです。

2017からさすがに結果が変わっていました。
Googleとは違う結果ですが、タイトルに2023という単語が入ったページです。情報の鮮度も順位付けに活かされているのでしょうか。

goo

goo(グー)は、NTTレゾナントが運営するポータルサイトである。名称は「global network が無限大(∞)に拡大し続ける」ことに由来する。NTTグループがサービスするポータルサイト「NTT DIRECTORY」は「OCN navi」へ名称変更後、「OCNサーチ」としてサービスしている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Goo

日本発のNTTが生み出した検索エンジン。インターネット黎明時代から徐々にサービスを拡充してきましたが、大手ヤフーとの差別化が難しい状態・・・

gooでSEOを検索

ヤフーに近いですが、ほぼ1ページ目がスポンサーリンク(広告)です。

DuckDuckGo

実用経験があまりないのですが、一番異彩を放ているのがダックダックゴーです。iPhoneのサファリでの検索エンジン指定でDuckDuckGoを選択することもできます。

DuckDuckGo(ダックダックゴー)は、インターネット検索エンジン。プライバシー(英語版)の保護とユーザーの情報を記録しないことを検索エンジンとしてのスタンスとしている。理由はユーザーがプロファイルされておらず、検索語句を出した全てのユーザーに対して同じ検索結果を提供するためフィルターバブルを回避することができるためである。また、ウィキペディアのようなクラウドソーシングウェブサイトからの情報を検索結果と一緒に表示している。
DuckDuckGoの一部のコードはPerl 5 licenseの下GitHubにてフリーソフトウェアとして提供されている。
本社はアメリカ合衆国ペンシルベニア州パオリ(英語版)にある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/DuckDuckGo

グーグルを始め今やパーソナライズ検索、ビッグデータ、リターゲティング広告などユーザーの履歴を取得し活用するサービスが多くなっている現状です。
そんな中プライバシー保護という点は好感持てます。

DuckDuckGoでSEOを検索

検索結果は英語でしたがJapanのスイッチで日本語を表示することができます。
SEOチェキやwikipediaが上位ですが、Google系で強かった[SEO HACKS]がなかったりだいぶ違います。Bingともまた違うので面白いです。
wikipedia強いですね。

2023年Bingとほぼ同じです。グーグルが寡占しすぎていたのでBing勢が増えるのは悪いことではない気がしますが・・・

そのほかの検索エンジン

基本的に検索はグーグルなので他は無視していいのですが()、余興として様々な検索エンジンを調べてみました。

livedoor

ホリエモン、ライブドア事件・・・なつかしいですね。

2023年なんと検索フォームがありません。検索をやめたようです。ニュースサイトになっています。
タイムリーなニュースで、運営がLINEからみんかぶという会社になり「堀江貴文氏の株式会社ライブドアエグゼクティブ・アドバイザー就任に関するお知らせ」というトピックがありました。
その後株価が下がったそうですが、どうなるのか見ものではあります。

infoseek

楽天に買収されたインフォシーク。ネット黎明時代infoseekの無料レンタルスペースでホームページを作ったことがあります()
楽天らしくごちゃごちゃしたポータル。
ロゴをクリックすると楽天に飛ぶためどうしても楽天に集客したいみたいです。

検索結果はページ最上部にもバーの形の広告アリ。

ファビコンや右サイド上部に楽天ログインへのリンクなど、よっぽど楽天が好きなユーザーじゃないと使う気になれません・・・
検索結果はグーグルと同じのようです。

ライコス

http://www.lycos.jp/

楽天に買収されたり、復活したり、現在日本語でキーワードで文字を打ち込んでも英語のページがでてきます。
いつの間にかだいぶ変わっていました。

2023年は一応上記アドレスで検索ができますが、潰れたサイトの中古ドメインでフィッシングサイト等が設置されることもあるので、いつなくなるかわからないのでアクセスしないほうが良いと思われます。

フレッシュアイ

http://www.fresheye.com/

海外検索エンジン

Yandex ヤンデックス(ロシア)

ロシアでシェアNo1という独自の検索エンジン。グーグルとは違う検索結果が欲しい方は・・・

SEOで検索すると英語とロシア語のサイトが表示されます。

百度 baidu(中国)

グーグルのようなシンプル仕様なのは好感持てますが、検索結果はかなりごちゃごちゃしています。

中国ですのでもちろん政府の検閲が入ります。

NAVER ネイバー(韓国)

http://www.naver.com/

韓国の大手ネット企業。LINEの親会社ですね(筆頭株主はヤフー)。
昔は、エンジョイコリアというサービスがあって日本語と韓国語が翻訳されあっちの人とコミュニケーションできるサービスがありました。(2009年に閉鎖)
当時は、日韓ワールドカップなどもあり今と違う雰囲気でした。

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